嵯峨の住宅
素直に敷地を読み解いていったら、明快なプランの住宅となりました。
この家には子供達がよく集まります。そしてよく似合います。
町家の路地・通り庭のような北側通路。古民家の厨子(つし:小屋裏のこと)のようなロフト。
その床でもある梁現しの大和天井。絞られた開口の暗めの室内から見る明るい外部。
少しでもこの家から何かを感じ取ってくれたらいいなと思います。
これからも町家改修・古民家改修に関わりながら、これからの日本の住まいを、模索していきたいと思います。
所在地:京都市右京区
種別:新築
用途:住宅
構造:在来工法 地上2階建
構造設計:松本構造事務所